RECRUITING INFORMATION三井物産スチール株式会社

各世代社員 ✕ キャリアTALK SESSION 01

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中堅社員から管理職まで、部署や世代が異なる社員が集まり、仕事のやりがいや自身の成長ポイントなどについて語り合いました。
実際にどんな経験をして、どう感じているのか? 本音のトークから、それぞれのキャリアステップと三井物産スチールで働くことのリアルが見えてきます。

TALK SESSION責任ある仕事が人を育む
受け継がれる三井のDNA

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三井物産スチールに入社したきっかけ

社員A:私は父も祖父も鉄鋼関連のメーカーに勤めていたので、鉄鋼は子供の頃から近しい存在でした。二人の背中を見て、スケールの大きな仕事をしてみたいという漠然とした想いがあって、今の仕事につながっているのだと思います。みなさんはどうですか?

社員C:偶然ですが、祖父の背中を見てきたというのは、私も同じです。祖父は商社勤務で、海外に駐在していたこともありました。営業職だったので外交的で、知人がよく家に来ていましたね。そんな姿に子供ながら憧れたのを思い出しました。

社員B:私は東京都の下町で、町工場がたくさんある環境で育ちました。鉄スクラップの工場も身近だったので、自然と鉄鋼に親しみを覚えたのだと思います。

社員D:みなさんお子さんの頃の記憶が今の職業につながっているんですね。私は中途入社なのですが、最初に入社したのが電炉メーカー、その後はゴム製品のメーカーで、両方とも輸出関連の仕事をしてきました。そのつながりでここに転職してきたのですが、子供もおりますので、できること・できないことを面接でしっかりお伝えし、理解してもらえたので入社を決めたという経緯ですね。

社員B:そういえば面接でとても印象的だったのが、面接官がすごく気さくだったことです。私は緊張しやすいタイプなので当日ガチガチだったのですが、そんな私をなんとかリラックスさせようと、面接官の方が面白いことを言って笑わせてくださったんです。それで緊張がほぐれて、社員の雰囲気が良いこの会社で働きたいな、と思ったのを今でも覚えています。

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「人の三井」を体現する、
フランクで若手が活躍する社風

社員A:商社という業界はフランクな人が多い印象がありますね。その中でもうちの会社の特徴としては、「商社マン」からイメージされるような、コミュニケーションに特に長けた人もいれば、いかにも体育会系らしい人もいれば、研究者のような静かな闘志を秘めた人もいます。色んなタイプの人間がいるのがよいところだと思います。

社員D:確かにフランクというか、オープンマインドな人が多い印象ですね。前職のメーカーではちょっとしたことを聞きに行くのもハードルが高い…なんてこともあったんですが、今は誰に聞いても快く教えてくれます。すごく話しやすくて、入社してびっくりしたことの一つです。

社員A:「人の三井」というように、三井物産のDNAが脈々と受け継がれていますからね。以前他の会社の方から、色んな業界の人が集まるような場所でも、「この人はなんとなく三井の人っぽいなとわかる」と言われたこともあります。

社員B:私は入社12年目のときに他社へ出向したのですが、そのときに他の企業と違うと実感したのがまさに三井のフランクさです。上層部の方との距離が近いですし、社長が社内を歩いて社員に話しかけている姿も見かけます。三井は役職関係なく「〇〇さん」付けの文化が浸透しているので、それも距離の近さの一因かもしれません。出向していなかったらそれが当たり前だったので、気づかなかったと思います。

社員C:そうそう。若手の意見を尊重してくれるのも社風の一つといえますよね。頭ごなしに否定されたことは一度もありません。

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入社してから実感する変化とやりがい

社員A:若手でも大きな仕事、責任ある仕事を任せられるのは、昔からですね。会社によっては3年目以上でなければやらせない、といったこともあるようですが、全然ない。だから若いうちからのびのびとやってますね。早く度胸がつくかもしれません。

社員C:度胸という意味では、本当に動じなくなったかも(笑)。私たちの仕事はちょっとしたミスで億単位の損失に繋がりかねない場面も多々あります。
もちろん、ひとつひとつの仕事に責任をもって、日々緊張感を持って取り組んでおりますが、どれだけ事前準備をしていても、想定外のトラブルが発生することは避けらないので、段々と多少のことでは慌てなくなっている気はします。プライベートで嫌なことがあっても「まあ、こんなこともあるよな」と考えて、ちょっとやそっとのことじゃ落ち込まなくなったのは大きな変化です。

社員B:そうなんですね!私は真逆で、今でも取引先に発行する書類などは心配で何度も何度も確認してしまいます。これは性格によるかもしれませんね。
それから、大きな仕事を任せられるという点については、業務職も当てはまりますね。
私は業務職として入社しましたが、先ほど言ったように他社に出向するという経験をさせてもらいました。システムなどの環境もあまり整っていないなか、いかに業務をスムーズに移管するかという大きな任務だったので、すごく達成感があり、成長できました。

社員A:本当に大変だったと思います。当時、Bさんと関係する仕事にあたっていましたが、よくやっていたと思います。変化の激しい時代ですから、Bさんのように自分が担当していた業務を他社やグループ会社などに移管するといったことは、今後も十分にありえます。過去にも集中と選択を繰り返してきましたので、事業環境を変えていくことは正しいことなんですね。こういった変化を受け入れ、楽しめるような人なら、きっと活躍できると思います。
Dさんは中途採用ですが、入社して何か変化はありましたか?

社員D:そうですね、以前はメーカーでしたが、今はメーカーが作った商品を売る側になったので、作り手と売り手の両方の気持ちがわかるようになりました。それが今の仕事に非常に活きていると感じます。商社ならではという意味では、他社との競争を勝ち抜くうえで、市場分析や各国の関税制度、地政学リスクまでアンテナを張ることや、お客様のニーズを理解し、商社として最適なご提案をする力は、入社後に鍛えられたと思っています。そのうえでお客様や同僚から感謝の言葉をいただいたり、目標を達成できたときはすごくやりがいを感じますね。

社員A:確かにお客様からの言葉は嬉しいですよね。「Aさんが担当だから任せます」と言っていただけたときは、信頼していただいているんだなと実感します。契約に漕ぎ着けたときは、喜びもひとしおです。

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社員C:商社の仕事は仕入れ先、需要家、物流関係の取引先など、多くの方々と関わる機会が多いですよね。月並みかもしれませんが、そういった方々のお役に立つ仕事ができ、結果として会社の利益にも貢献できたときに、がんばってよかったと感じます。

社員B:確かにチームワークや人との繋がりがすごく大切な仕事ですよね。何か不測の事態が起きたとき、周囲の方の協力やアドバイスで解決したときに、この仕事をしていてよかったと思います。

社員A:商社の仕事は規模が大きいのも魅力で、自分が材料の供給に携わった建設プロジェクトや製品・商品を目にすることで、誇らしい気持ちをもって仕事に取り組めるのもやりがいです。

社員B:私はいま、缶詰用のブリキ材の輸出を担当しているので、街中で自分が関わっている取引先のブリキ缶を見ると、ついつい嬉しくなって買ってしまうんですよ(笑)。

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こんなあなたと、一緒に働きたい

社員A:みなさんの成長ややりがいを聞けたところで、これからどんな方に入社してほしいと思うかも聞いてみたいですね。

社員B:私は素直さがある人と一緒に働きたいなと思います。
私が今でも心がけていることがあって、それは仕事をする上で相手から何か指示や依頼をされたとき、その発言の意図を考えること。そして、例えそれが自分の考えとは違っていても、いったん自分の中でその言葉を受け入れてじっくり考えてみて、それでもやはりこうした方がいいんじゃないかと思ったら、相手に自分の意見を提案してみる。
上司や先輩は多くの経験をもとに指示やアドバイスをしていると思うので、そういう姿勢があると周りの人も助言しやすいし、その分成長しやすいんじゃないかなと思います。

社員D:私はこの会社が3社目なので実感しているのですが、社会人人生って長いんですよね。だから、一つのことができても慢心せずに、もっとできることはないかと次を考える人は、きっと成長するし、周りも応援したくなるのかなと思います。健全な危機感を持つのが大切なのかな、と。

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社員C:商社という仕事はお客様あっての仕事です。人間味ある人だと、この商売はやりやすいのかもしれません。人間関係を構築するのが好きな人に、ぜひ来てほしいですね。それから、社内の風通しのよさについては、かなり自信ありです! 新しいことへのチャレンジをどんどん後押ししてくれるカルチャーですし、個が尊重される自由闊達な雰囲気というのは大きな魅力です。そんな社風に共感してくれる人なら楽しめると思います。

社員B:私もそう思います。上長に自分の意見が言いやすいのも、風通しのよさにつながっていますよね。そのほかの働きやすさという観点では、もちろん業務の調整が必要ではありますが、在宅勤務も月に8日まで認められていますし、ワークライフバランスがとりやすいと感じています。Dさんはお子さまがいらっしゃいますが、働きやすさについてはどうですか?

社員D:在宅勤務制度や時差出勤制度など、ワークライフバランスに配慮した制度があるのは助かっていますね。それから先ほども言いましたが、みなさん非常にオープンマインドというか、自由闊達で会話しやすい雰囲気なのは、働きやすさの大きなポイントだと思っています。

社員A:まさに「人の三井」ですね。若手でもやる気があれば、大きな業務や裁量が与えられるし、三井物産グループの総合力をグローバルに活用できる面白さや、自分の仕事が世界のインフラ発展に貢献しているという実感をもって仕事ができます。そういう環境を望む方に、ぜひ応募していただきたいですね。

※本座談会記事は2024年4月時点のものです。

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