RECRUITING INFORMATION三井物産スチール株式会社

社長メッセージTOP MESSAGE

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世界を支える鉄鋼の力を未来へ
― 熱い心で新たな未来を創りませんか ―代表取締役社長 阪田尚也

自身が商社を志望したきっかけは?

私が初めて商社という仕事に魅力を感じたのは、学生時代に見たニュースがきっかけでした。1991年の湾岸戦争で多くの人々が中東から避難する中、現地に最後まで残ってビジネスを続ける人々の姿に感銘を受けました。そのとき商社での仕事内容を詳しく知っていたわけではありませんが、世界を舞台にした仕事の壮大さに惹かれていったのです。
三井物産の入社時には鉄鋼製品部門への配属を志望しました。三井物産グループ内で当時から鉄は強い分野であると同時に、厳しい世界だと聞きましたが、だからこそあえてそこに身を置きたいと思いました。昔も今も世界を支える主要産業の王道です。その最前線でチャレンジしたいという思いがありました。

三井物産スチールの企業文化で誇りにしていることは?

最大の魅力は、自由闊達な社風です。面接にいらっしゃる学生やキャリア入社の社員からも、その点に驚いたという声をよく聞きます。若手でも発言機会があり、会議でも積極的な意見を求められることが特徴です。
もとより三井物産グループにはボトムアップの文化が根付いています。当社では若手社員が経営陣に対して直接異なる意見を出すことも珍しくありません。それだけみんなが仕事の結果に対して真剣な証だと捉えています。特にこれだけ時代の変化が速い中では、若い人の熱い気持ちや行動力、柔軟な発想が絶対に必要です。私はリーダーとして新鮮かつ前向きで斬新な意見を取り入れ、全員参加のマインドを強めていきたいと考えています。

どのような人材を求めていますか?

当社は求める人材像として「責任感」「好奇心」「熱い気持ち」の3つを掲げていますが、私は中でも「熱い気持ち」が最も重要だと感じています。AIなど技術革新により、効率的でスマートに仕事ができる世の中になりました。しかし、私たちの仕事はビジネスパートナーからの信頼を得ることが何より重要です。「熱い気持ち」を持った人こそが信頼を獲得し、また私たちも安心して仕事を任せられると思います。私自身、熱い気持ちを持って仕事をしたエピソードが幾つかありますが、その一つがインドに4年間駐在していた時のことでした。新型コロナウィルスが蔓延し、多くの駐在員を日本へ帰国させる中、私は先輩と2人でインドに残り、危機管理と事業継続対応に取組みました。ロックダウン下で食料が底をつく不安もありましたが、応援してくれる多くの仲間がいました。彼らの期待や思いを背負い、絶対に逃げないという強い使命感を持って任務を全うできました。こういう熱い気持ちは後輩たちに代々受け継いでもらい、常に熱い気持ちを持ったプロフェッショナルの集団でありたいと考えています。

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人が重要であることは不変ということですね

三井物産グループは「人の三井」と言われるように、人が一番の財産であることは決して変わりません。私たちは人材育成のために、時代に合わせて制度や研修、処遇を見直し続けています。特に重視しているのはOJTを通じた育成です。様々な職場でローテーションし、場数を踏むことで個々人の引き出しが増え、自分の適性が見え、キャリアパスが自ずと明確になっていきます。

鉄鋼業界の将来についてはどうお考えですか

鉄鋼業界の魅力は、そのダイナミックさと身近さにあります。若い頃、私はブリキという缶の素材を担当していましたが、コーヒーやジュースの缶として自分の仕事が形になる実感は、大きなやりがいとなっていました。現在も鉄は品質、調達のしやすさ、加工性、リサイクル性など、様々な観点において優れた素材です。世界中のさまざまな分野で必要とされ、今後も脱炭素社会に向けたEV関連、再生エネルギー・新エネルギー分野、発展途上国でのインフラ整備などの需要が期待できます。
鉄鋼業界自体が脱炭素社会に向けて大きく動き始めており、私たち三井物産スチールも次なるステージに向けた新たな活動に取り組みます。三井物産グループならではの強みである世界中の顧客とのつながりやさまざまな事業を手がけている特徴を活かし、グループ総合力を活かした独自の付加価値を創造することが今後ますます重要になっていくと確信しています。

今後入社する方、就職活動中の方へメッセージをお願いします

鉄鋼業界は大きな転換期を迎えています。年々変化のスピードが速くなる中、全員参加のマインドで対応する必要があります。若い皆さんの「熱い気持ち」や行動力、柔軟な発想を活かせる場が三井物産スチールにあると確信しています。
当社が掲げるバリューの中に「顧客・社会・Integrity第一主義」というワードがあります。会社を経営する上で市況の影響を受けることもありますが、如何なる状況の中でも強く、サステイナブルな会社であり続けるために、さまざまなアイデアを練りながら、あらゆるステークホルダーに対して誠実な仕事を続けなければなりません。
これから三井物産スチールをさらに成長させ、脱炭素社会・サーキュラーエコノミーに貢献するバリューチェーンを構築していきたいと考えています。国内外のネットワークと顧客とのパートナーシップという強みを活かし、独自の価値を創造していきましょう。三井物産スチールで、自分の可能性を拡げ、共に未来を切り拓きたいという皆さんとお会いできる日を楽しみにしています!

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