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08:総合職
タイ・バンコク駐在INTERVIEW
1997年入社。バンコクにある関連会社に駐在。関西支社で国内建材商売、東京で丸棒商売を担当した後、2010年より香港三井物産へ駐在。2012年から東京で建材の貿易商売に携わり、部長としての経験も経て、2020年12月よりバンコク駐在。
鉄商人とは「仕事をつくっていく人」
国籍や文化の違いを超え、チーム一丸となって取り組む
現在の仕事について教えてください
現在の駐在先は、インフラ構造物のメンテナンス事業で国内No.1を誇る企業と三井物産が設立した会社が、更にタイの建材事業の中核を担う企業と立ち上げた合弁会社(ジョイントベンチャー)です。私はここで副社長と戦略企画のゼネラルマネージャーを兼任し、プレイングマネージャーとして仕事をしています。
橋梁やトンネルなどのインフラは、常に補修補強を行って寿命を延ばすことでトータルコストを抑えることができます。日本では常識化している技術ですが、近年はタイをはじめとする東南アジア諸国でも注目されるようになってきました。そこで私たちは、出資元が培ってきたインフラ構造物に関する知見・技術力、事業基盤や三井物産のグローバルネットワーク等を活かし、タイをハブとした東南アジアでのインフラ構造物のメンテナンスに関する啓蒙と需要の取込み等を行っています。
海外のジョイントベンチャーで
仕事をすることの難しさとは?
ジョイントベンチャーのメンバーは8人ほどで、日本人は私を含めて二人。あとはタイ三井物産と現地企業からの出向者です。それぞれ育ってきた環境も違えば仕事の進め方も違いますが、誰もが自分のやり方に自信を持っています。そんな中、コミュニケーションを密に取って新しい会社の新しい風土をつくり、大きな目標に向かって進んでいく。難しいけれどやりがいのある、チャレンジしがいのある仕事だと思っています。
私は学生時代にラグビーをやっていたので、「One for all, All for one」という標語を胸に、一人ひとりがそれぞれの持ち場で役目を全うし、One teamで目標を達成したいと思っています。
これまでの経験から成長できたと感じる点を
教えてください
学生時代はラグビーしかやっていなかったので(笑)、入社当時は全く使えない、本当にダメな新人だったと思います。それでも先輩や上司があれこれ教えてくださり、ほんの少し背伸びするようなタスクを与えてくれました。そんな「ほんの少し背伸びすることが必要」な仕事にかじり付くことが面白くて、気づいたらここまで来ていた、という感じです。当たり前かもしれませんが、入社当時と比べれば、外見だけでなく中身もちゃんと成長していると思います(笑)。
これからチャレンジしていきたいことは
ありますか?
「売っておしまい」ではなく、既にあるモノのライフサイクルを延ばすという新しいマーケットを新しい国で開拓する、というのが現在の大きなチャレンジです。タイと日本では経済環境も違うし、国家予算の規模も違います。インフラの長寿命化にお金をかける前に明日の生活を優先したい、壊れたら壊れた時に考えればいい、といった発想になりがちなのは仕方のないことかもしれません。けれど、長い目で見たらメンテナンスにコストをかけた方が「お得」なので、まずはその概念を広めることから取り組んでいます。タイのインフラの補修補強に貢献しながら、会社としての収益を上げる。更に業務改善を含めた組織の効率化を進めて良い会社を作る。日本と同じアプローチの仕方では難しいと思いますが、これもまた大きなチャレンジだと考えています。
あなたにとって「鉄商人」とは?
「人が仕事をつくり、仕事が人を磨く」という言葉が好きです。仕事をつくることを通じて、自ら成長することが出来ます。会社から求められていることでもありますが、これは世界を広く見た時にも、社会や経済が成長する意味でも大切なことだと感じています。
DAILY SCHEDULE1日の仕事の流れ
- 8:00出社・メールチェック
- 10:00東京本社とオンラインでの打ち合わせ
- 12:00ランチ
- 13:00資料作成
- 15:00お客様との打ち合わせ
- 17:00退社